高橋 智Satoru Takahashi

所属:筑波大学医学医療系

研究テーマ

基礎生物学

「生体おけるLarge Maf転写因子群および糖転移酵素の機能解析」「ゲノム編集を用いた遺伝子改変マウスの作製」

01 研究概要

1. 生体におけるLarge Maf転写因子群の機能解析

Large Maf群転写因子群は、膵臓内分泌細胞、血球マクロファージ系細胞、腎臓足細胞などで発現しており、それらの細胞の分化と機能維持、およびヒト疾患発症に重要であることが明らかになっています。それらの細胞の分化と機能維持におけるLarge Maf転写因子群の機能解析を遺伝子改変マウスを用いて行っています。

2. 糖鎖分子の生体における機能解析

生体高分子は糖鎖による複雑な修飾を受けていますが、それらの糖鎖の機能は十分には解明されていません。生体高分子の糖鎖機能を糖転移酵素欠損マウスを用いて解析しています。

3. ゲノム編集を用いた遺伝子改変マウスの作製

睡眠研究に関連した遺伝子改変マウスをゲノム編集技術を用いて作製しています。

研究室サイト

研究室メンバー

02 主な論文

Hamada M, Nakamura M, Tran MT, Moriguchi T, Hong C, Ohsumi T, Dinh TT, Kusakabe M, Hattori M, Katsumata T, Arai S, Nakashima K, Kudo T, Kuroda E, Wu CH, Kao PH, Sakai M, Shimano H, Miyazaki T, Tontonz P, Takahashi S. MafB promotes atherosclerosis by inhibiting foam-cell apoptosis. Nat Commun. 5, 3147, 2014.

Morito N, Yoh K, Ojima M, Okamura M, Nakamura M, Hamada M, Yamagata K, Takahashi S. Mafb plays a protective role in diabetic nephropathy through slit-diaphragm proteins, anti-oxidative enzymes and Notch pathways of podocytes. J Am Soc Nephrol. 25, 2546-2557, 2014.

3. Kudo T, Sato T, Hagiwara K, Kozuma Y, Yamagami T, Ikehara Y, Hamada M, Matsumoto K, Ema M, Murata S, Ohkohchi N, Narimatsu H, Takahashi S. C1galt1-deficient mice exhibit thrombocytopenia due to abnormal terminal differentiation of megakaryocytes. Blood. 122, 1649-1657, 2013.

03 経歴・受賞歴

経歴

1987年3月 東北大学医学部卒業
1991年3月 東北大学大学院医学研究科修了
1991年5月 東北大学医学部助手(医化学第二講座)
1995年5月 東北大学医学部助手(医化学第二講座)
1996年4月 筑波大学基礎医学系講師(分子発生生物学)
2000年8月 筑波大学基礎医学系教授(解剖学・発生学)
2001年4月 筑波大学生命科学動物資源センター教授兼任(資源開発分野)
2009年4月〜2014年3月 筑波大学生命科学動物資源センター センター長兼任
2017年4月 筑波大学トランスボーダー医学研究センター センター長兼任

受賞歴

1992年 東北大学医学部奨学賞(艮陵医学賞)・銀賞