柳沢正史教授(左)とベルン大学医学部長Dr. Claudio Bassetti 

2022.12.16

ベルン大学、柳沢正史機構長に名誉博士号を授与

    筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)機構長の柳沢正史教授がスイス・ベルン大学から名誉博士号を授与され、12月3日に同大で授与式が行われました。
    柳沢教授は、新規生理活性ペプチドで血管収縮作用を示すエンドセリンや、睡眠・覚醒制御に関与するオレキシンを発見した功績のほか、睡眠覚醒調節メカニズムの解明に向けた努力、睡眠障害の知識を一般向けに周知したことなどが評価されて、授与が決まりました。
    ベルン大学は1834年の建学を記念して、毎年12月第1土曜をAcademicus(学問の日)とし、同大と関係の深い有識者に表彰を行ってきました。第188回となる今年は柳沢教授を含む計7人が名誉博士を授与され、新型コロナで見送られていた授与式が3年ぶりに開催されました。過去にはノーベル物理学賞受賞者の梶田隆章・東京大教授や、ドイツのアンゲラ・メルケル元首相も名誉博士号を授与されています。

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