石原あすかさん(左)。現NIH指導者・Kong Chen博士より提供

2022.11.04

石原あすかさんが、カナダで「ベスト・ポスドク・ポスター賞」を受賞

    筑波大学ヒューマンバイオロジー学位プログラムを修了した石原あすかさん(元徳山研究室、現アメリカ国立衛生研究所=NIH所属)が、国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)で行った研究成果をカナダで開催されたRecent Advances and Controversies in the Measurement of Energy Metabolism (RACMEM) 2022学会でベスト・ポスドク・ポスター賞を受賞しました。賞金は1,000カナダドル(約11万円)。
    RACMEMはエネルギー代謝に焦点を当てた国際学会で、3年ごとに開催されます。人工照明の普及に起因する健康や生態系への悪影響は「光害」と呼はれますが、石原さんは「就寝前の光暴露の制限が睡眠時の体温と代謝調節に及ぼす影響」と題した発表で、光環境の違いが睡眠中のエネルギー代謝や体温調節にも影響を及ぼす可能性を新たに示しました。
    RACMEM 2022が10月7日から10日にかけてカナダ・ケベック市で開催されました。2020年の学会がコロナ禍で延期されており、5年ぶりの開催となりました。

RACMEM2022

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