2017.12.01

柳沢正史教授、船戸弘正客員教授がベルツ賞を受賞

写真は贈呈式の様子(Photo:Katsumi Yanagiya)

2017年11月30日に、柳沢正史教授と船戸弘正客員教授が「睡眠の機構とその障害の解明」に大きく貢献したことを称えられ、伝統あるベルツ賞の1等賞を受賞しました。両教授が率いるチームは、フォワードジェネティクスにより、睡眠覚醒制御において重要な役割を果たす2つの遺伝子を世界で初めて発見したことを2016年にNature誌で発表しています。

受賞者コメント: 「伝統ある賞をいただけとても光栄に思います。しかしながら、私たちの研究はまだ幕が開けたばかりで、今回の成果も出発点にすぎません。これから、更にメカニズムを解き明かし、ひいては睡眠で悩む人々の光となれるよう努力していきます。」

※ベルツ賞について 日本とドイツ両国の歴史的な医学領域での交流関係を回顧し、またその交流関係を更に深めていく目的で、ベーリンガーインゲルハイム社が1964年に創設した伝統のある医学賞です。毎年、時宜に応じたテーマで論文を募り、優れた論文に対し授与されます。2017年度の募集テーマは「睡眠の機構とその障害」でした。(ベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社のリリースより引用)

詳しくは同社のリリースをご覧ください。

ベーリンガーインゲルハイム社

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