2018.03.08

アスリートの睡眠コンディショニングのカギは?
―パフォーマンスの向上にむけてー

筑波大学体育系の武田文教授、門間貴史特任助教、徳山薫平教授、国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)の佐藤誠教授らの研究グループは、全国5大学のアスリート906名の睡眠や生活習慣のデータを分析し、睡眠障害の要因について実証検討を行いました。

その結果から、学生アスリートの睡眠障害には、遅い就寝、早い起床、深夜のアルバイト、消灯後の携帯電話やスマートフォン使用といった生活習慣と、週4日以上の朝練習、競技に関する意欲喪失ストレッサー、メンタルヘルス不良が関係することがわかりました。

この研究により、睡眠コンディショニングのカギとなる重要なポイントが明らかとなりました。今後はアスリートのパフォーマンス向上にむけて、データに基づく生活習慣の改善や、競技活動へのよりよい支援が期待されます。

※徳山教授は国際統合睡眠医科学研究機構も兼任

プレスリリース

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