
サイエンストークに登壇する小柳 特任助教
2025.11.26
第14回世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)サイエンスシンポジウムが開催されました
11月15日(土)つくば国際会議場にて第14回 世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)サイエンスシンポジウム 「未来を変える科学の眼」が開催されました。
世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)は、平成19年度から文部科学省の事業として開始されました。 研究分野や国のボーダーを超えて、第一線の研究者が集まる世界に開かれた研究拠点を日本に構築することを目的として設立され、分野融合による新しい学問領域の創出を目指して、国内に18拠点が活動しています。
本シンポジウムでは、WPI全拠点が一堂に会したブース展示のほか、高校生とWPIの研究者たちによるポスター発表や、若手研究者によるサイエンストークが行われ、ポスター発表の高校生49名を含む244名が参加しました。
IIISからは、小柳伊代 特任助教(坂口研究室)が若⼿研究者によるサイエンストークに登壇し、「記憶を支える眠る脳の仕組み」と題して記憶の再演と定着のしくみ、そしてその理解がPTSDの治療や学習支援技術の開発などにどのように応用できるかについて発表を行いました。
また、野間紘久さん(中島研究室)が「新しい心理療法のかたち:AIカウンセラーの開発と社会への広がり」というタイトルでポスター発表を行いました。
ポスター発表を行う野間さん
さらに、各拠点がそれぞれの研究の特徴を活かしたブース出展を行い、一般参加者や学生を対象に拠点パンフレットの配布や、研究内容の説明を行いました。
IIISでも、望月事務部門長をはじめアウトリーチ担当者が、「睡眠に関する最新の研究」について、広く一般の方々にご案内させていただきました。
IIISの展示ブース