2025.03.17

筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構と京セラ株式会社の共同研究により 最適な仮眠をサポートする仮眠起床 AI システム「 sNAPout®」を開発

日本人の平均睡眠時間は、国際的に見ても短い傾向があり、厚生労働省の“健康づくり睡眠ガイド2023”によると令和元年の国民健康・栄養調査結果において、1日の平均睡眠時間が6時間未満の者の割合は、男性37.5%、女性40.6%であり、令和3年のOECD(経済協力開発機構)の調査報告でも、日本人の平均睡眠時間は調査対象33カ国の中で最も短いことが分かっています。
睡眠不足は労働生産性の低下や経済損失にもつながり、日本における睡眠不足による経済損失は、年間約15兆円に上ると試算されています。
このような背景から、睡眠不足は個人の健康問題にとどまらず、社会全体の課題として注目されています。
この深刻な社会課題を解決するため、京セラと筑波大学IIIS阿部 高志 准教授は共同研究を行い、短時間の仮眠(パワーナップ)を効果的に活用し、日中の生産性向上を支援する仮眠起床AIシステム「sNAPout®」を開発しました。 

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