2024.09.03

筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構とアリナミン製薬 共同研究を開始、疲れと睡眠の謎に迫る

 IIIS は、睡眠覚醒制御機構や睡眠の神経科学的機能の解明を目指し、基礎から臨床 までを網羅する世界トップレベルの睡眠医科学研究拠点であり、柳沢 正史 教授が機構 長を務めています。これまでの研究により睡眠恒常性を司る遺伝子やレム睡眠を制御す る神経機構を解明し、モチベーションや運動と睡眠のかかわりについても探ってきまし た。睡眠の重要な生理的機能の一つが疲労回復であることはよく知られていますが、実 は疲労と睡眠の神経科学的な相互作用やメカニズムについてはまだ十分に理解されて いません。今回のアリナミン製薬との共同研究がこの謎を解明するきっかけとなり、新 たな効率的な疲労回復法へつながることを期待しています。

 

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