筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構 柳沢正史機構長(左)と茨城県つくば市 五十嵐立青市長(右)

2024.07.26

睡眠課題の発見と解決に向け、筑波大学WPI-IIISがつくば市と連携協定締結



 筑波大国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)とつくば市は2024年7月26日、「睡眠課題の発見と解決に向けた連携に関する協定締結式」をとり行いました。 つくば市役所にて、柳沢正史機構長と五十嵐立青つくば市長が協定書に署名いたしました。



これは市民の睡眠負債の見える化と睡眠の質向上を目的とした連携協定で、つくば市職員約400人を対象に睡眠についての実証研究を行うとりきめで、将来的には市民を対象にした睡眠検査の提供や啓発活動なども視野に入れています。

 実証研究は2024年10~11月の開始を目指しており、つくば市職員に睡眠計測デバイス(インソムノグラフ:S’UIMIN社)を貸し出し、自宅で数日間脳波を測定し、分析結果を基に医師が睡眠習慣や環境の改善などについて助言し、実践後に再測定して効果を検証することを想定しています。

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