2022.09.29

柳沢正史 機構長の受賞をテキサス大も祝福

    筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)機構長の柳沢正史教授が「ブレークスルー賞」を受賞したニュースが、客員教授を務める米国テキサス大学サウスウェスタン医学センター(UTSW)のウェブサイトで巻頭特集として掲載されました。
    同大のダニエル・ポドルスキー学長は「本研究は、睡眠障害に苦しむ世界中の何百万人もの人々を助けている」とコメントしています。
    同センターで柳沢教授の指導者を務めた、ノーベル賞受賞者のジョゼフ・ゴールドスタイン博士とマイケル・ブラウン博士は、受賞について「UTSWの卓越した研究が、3つ目のブレークスルー賞につながった」と喜びました。
    柳沢教授は1991年~2014年までテキサス大学サウスウェスタン医学センターを主な所属とし、1998年〜1999年に報告した、脳内の覚醒物質としてのオレキシンの発見が今回の受賞につながりました。柳沢教授は「長期にわたり持続的な研究支援と、ブラウン博士とゴールドスタイン博士の励ましのおかげで、自分自身が素直に面白くてエキサイティングと思える研究を追求することができた」と振り返りました。
    2014年から同医学センターの客員教授を務めています。

UTSWのウェブサイト

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