三島 和夫Kazuo Mishima

所属:秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座

研究テーマ

実験医学

臨床的視点からの多角的な睡眠研究

01 研究概要

 当講座では臨床的視点から睡眠-覚醒障害の疫学、診断と治療アルゴリズムの開発、病態生理に関する研究を行っています。日本人の睡眠習慣上の問題や睡眠-覚醒障害の罹患率、向精神薬の処方実態などについて厚生労働省等の研究事業の一環として疫学調査を実施しています。また、睡眠-覚醒障害のオンライン診断システムの開発、認知・社会機能の向上を最終エンドポイントにした治療アルゴリズムの開発、不眠症や概日リズム睡眠-覚醒障害に対する認知行動療法の開発などに取り組んでいます。基盤的研究として過眠症や不眠症の病態研究、概日リズム睡眠-覚醒障害の背景にある生物時計の周期や光感受性の異常、疾患感受性遺伝子の探索などを行っています。

研究室サイト

研究室メンバー

02 主な論文

Ayabe N, Okajima I, Nakajima S, Inoue Y, Watanabe N, Yamadera W, et al. Effectiveness of cognitive behavioral therapy for pharmacotherapy-resistant chronic insomnia: a multi-center randomized controlled trial in Japan. Sleep Med. 2018;50:105-112.:10.1016/j.sleep.2018.05.038. Epub Jun 18

Hida A, Ohsawa Y, Kitamura S, Nakazaki K, Ayabe N, Motomura Y, et al. Evaluation of circadian phenotypes utilizing fibroblasts from patients with circadian rhythm sleep disorders. Transl Psychiatry. 2017;7(4):e1106. doi: 10.038/tp.2017.75.

Kitamura S, Katayose Y, Nakazaki K, Motomura Y, Oba K, Katsunuma R, et al. Estimating individual optimal sleep duration and potential sleep debt. Sci Rep. 2016;6:35812.:10.1038/srep35812.

03 経歴・受賞歴

経歴

1994 秋田大学大学院医学系研究科(医学博士)
1997-2005 秋田大学医学部精神科学講座
2002 バージニア大学全米科学財団時間生物学研究センター研究員(文部科学省長期在外派遣研究員)
2002-2003 スタンフォード大学医学部睡眠研究センター客員准教授(長寿科学振興財団派遣研究員)
2006-2018 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所精神生理研究部(現:睡眠・覚醒障害研究部)部長
2018-現在 秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座 教授

受賞歴

1989年 第26回エルヴィン・フォン・ベルツ賞
2002年 日本睡眠学会研究奨励賞
2017年 第54回エルヴィン・フォン・ベルツ賞